VSCodeで新しい開発を始めるとき、あいだがあいてしまい、いつも記憶があいまいになってしまうので自分の環境での手順を書いておきます。
環境
- github
- sourcetree
- VSCode
- Windows 10
ローカルではVSCodeだけでもバージョン管理できると思うのですが、個人的に最初に触れたバージョン管理ソフトがsourcetreeで、これを使い続けています。ここではこの三つを使った設定手順を書いていきます。
github
新しいリポジトリを作る
githubアカウントのリポジトリページの「New」ボタンを押します。
各種設定
リポジトリ名や公開/非公開、.gitignoreファイルのテンプレート、ライセンスなど必要な各種設定を行い、「Create repository」ボタンを押します。
アドレスの取得
できたリポジトリページの「Code」ボタンからHTTPSのアドレスをコピーします。
sourcetreeの設定
作業フォルダを作る
ここでは「016Example_Repository」というフォルダを作成します。
「ファイル」から「新規/クローンを作成」を選択
sourcetreeを立ち上げ、「ファイル」から「新規/クローンを作成」を選択します。
もしくはタブの右側にある「+」ボタンを押し、cloneボタンを押下します。
githubリポジトリで先ほど取得したアドレスを張り付け
一番上の入力欄にgithubでさきほど取得したURLアドレスを貼り付けます。
作業フォルダを登録
その下の入力欄に作業フォルダのパスを指定します。
最後にクローンボタンを押して、ローカルリポジトリを作成完了です。
VSCode
sourcetreeで登録した作業フォルダを開く
VSCodeを開き、「ファイル」→「フォルダを開く」からさきほどsourcetreeに登録した作業フォルダを開きます。
仮想環境を作る
ターミナルから次のコマンドで仮想環境を作成します。
python -m venv <仮想環境名>
私は普段仮想環境名を「venv」にしているので次のようになります。
python -m venv venv
仮想環境venvを実行する
Windowsでパワーシェルを使っているのでactivate.ps1の方を実行します。
$> <作成した仮想環境名>\Scripts\activate.ps1
ターミナルで実行するにはファイル一覧にあるvenv\Scripts\activate.ps1を右クリックして「パスのコピー」をクリックしてパスを取得すると便利です。
Pythonインタープリタを選択
VSCodeの「表示」→「コマンドパレット」→「Python:インタープリタの選択」をクリック。自分の選びたいバージョンのPythonを選択。
必要なパッケージをインストール
バージョン指定のpipインストールコマンド。ここではDjango4.02をインストールしたいとします。
pip install Django==4.0.2
.gitignoreファイルを編集
VSCodeの設定ファイルを除外します。
github/gitignoreからテンプレート(VisualStudioCode.gitignore)を持ってきます。
ここからすでにあるgitignoreファイルにつけたします。
他にも必要なものがあれば付け加えます。
これで初期設定は完了としています。
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